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誘惑

出会いアプリ

新春の今年の目標は「死ぬこと」だった。いい死に方、周りに迷惑をかけない死に方をずっと求めてきて、夏が過ぎて冬がやってくる季節になってしまった。働いていないのでもうお金もない。「死ぬこと」と言う目標は、自害しなくても自動的に飢え死にと言う形で達せられそうな気がする・・・そんな年末だった。
こんなタイミングで出会いアプリを始めたのはひとつの賭けだったように思う。もし出会いがあればそれまでは人生頑張ってみてもいいのかなと言う思いだ。何もなければそれまでの人生だ。女の子とデートしてチューしてフェラしてもらって乳首つまんでクリトリス舐めて満を持してセックスする・・・そんな体験ができれば冥土の土産としては申し分なかろう。死ぬかやれるか、だ。
「今週は無理だから来週なら会えるよ」
そんな出会いアプリである女の子とメッセージを交わし合うようになり、そんなことを言われた。来週か、だったら来週まで何とか生きようと思った。
らくがきライブ
そして、次の週になった。ギリギリの食費で何とかしのぎ、僕はその週を生き延びた。
しかし「体調悪くて、コロナになっちゃったかなあ・・・」と言われた。これは仕方がない。出会いを断られたわけではないので、彼女の回復を待つしかない。ちょうどいい具合に取っ払いのアルバイトが見つかったので、何とか僕はその週も生き延びた。
「年末年始は帰省するんだよ。だから、年明けにね!」
それは困った。実家に帰るなとは言えないが、年内に人生を終わらせる予定の僕に来年はない。しかし、やりたい気持ちは押さえられない。まあ一か月くらい人生を伸ばしてもいいかと思っていた矢先に、アルバイト先から「正社員にならない?」と誘われた。以前の職場よりも格段にいい雰囲気だったのでその話を飲むことにした。
ついでに競馬の有馬記念が的中して、さらに年末ジャンボ宝くじも結構な額が的中した。
来年早々彼女に会ったらもうこの人生も終わりなのにお金ができて安定した生活が送れるようになったことに何の意味があるのだろう?ただ、僕は彼女と会うまではおそらく生き続ける。もしかしたら、このまま会えることなく人生が長引いていくのも案外といいような気がしてきた。
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